2010年5月13日

【国会質問】農林水産委員会 〜口蹄疫について〜



 5月13日農林水産委員会で赤松農相に質問を行いました。

 肝心なのは、口蹄疫を必ず鎮圧するという強い政治意志だと思うのですが、残念ながら、赤松農相にその意気込みを感じることはできませんでした。感染はなお拡大の様相を呈しているというのに心配でなりません。

また農相は、処分家畜の全額を特別交付税措置で国が補償する、という発言を繰り返していますが、実際のところ特別交付税では、たとえば県が対策に30億円使ったとしても、その後30億円が丸々かえってくることにはならないのです(交付税の算定方式上そうなってしまうのです)。つまり、「全額だしますよ」とは口ばかり、ということになってしまいかねず、現場は困惑してしまいます。

 殺処分された家畜の「手当金」にしても、農家は一刻も早く手にしたいというのが実情です。しかし被害が急激に拡大する中で、8万頭になろうとする牛豚の評価額を査定するのは気の遠くなるような作業で、大変な時間もかかるわけです。ですから、とりあえず一部だけでも仮払金という形で出して頂き、正確に金額が決まった後に相殺する、という方法を提案するのですが、これも大臣は聞き入れる様子はない。

 現場では、高まる緊張感の中でヘトヘトになりながら、通行車両などの消毒作業が続いています。消毒の徹底が防疫のカギを握るのですから、ここへ国が本腰を入れて力を貸して欲しいのです。

 九州は、家畜市場も閉じています。農家の収入は断たれ、市場再開後の価格暴落も明らかです。口蹄疫災害なのですから、国は何らかの対策を明言し、農家の皆さんに安心感を与えることが急務だと思うのですが。

 その他、急いでやるべき事がいくらでもあります。こんな時に政権を持っていないという事実に歯がみする思いでいます。





質問風景は衆議院のホームページでご覧になれます