2010年5月17・18日

口蹄疫について(17・18日)

 17日、ようやく政府に、鳩山首相を本部長とする口蹄疫対策本部が設置されました。第1例確認から実に4週間、殺処分対象の牛豚が11万5千頭にのぼってからの本部設置ですから、あまりに遅すぎます。が、とにかく今後、全力をあげて頂くことを切に切に望みます。
 
明けて18日、宮崎県は口蹄疫「非常事態宣言」を宣言しました。全ての県民や車両への消毒活動への協力、イベント等の自粛などを要請する内容です。風評被害を気にした「食べても大丈夫」タイプの呼びかけは、とうに時機を過ぎています。全県民に対して正面から危機を訴え、協力を求めることが大事であり、その意味で「非常事態宣言」は正しく適切な決断だと思います。
 
18日朝、自民党本部において口蹄疫対策本部の会合が開催され、議員から様々な意見・提言が出されました。それぞれに現場の実情や経験に基づく的確な指摘ばかりでしたが、農林水産省の回答は総じて物足りない印象です。民主党の「政治主導」方針のせいで官僚が萎縮しているのかもしれません。政務三役が指導力を発揮できぬまま、形だけの「政治主導」を追い求めた結果、今回のような悲惨な事態に陥ったということでしょうか。11万の牛豚、畜産農家、宮崎県民が哀れです。
 
同日午後、自民党内にて「家畜伝染病予防法改正等プロジェクトチーム(仮称)」が開催されました。まん延防止対策をはじめ、あらゆる緊急要請に応えるための具体的作業に入っています。