2010年5月6日

口蹄疫 農林水産省に要請



 家畜伝染病・口蹄疫ですが、5月6日正午時点で、宮崎県内23例目が確認されました。殺処分対象の牛豚は合計3万数千頭にのぼり悲痛極まる状況です。特に豚については、もはや口蹄疫ウィルスの拡散とも言うべき様相を呈しており、さらに一歩踏み込んだ対処が必要な段階に入ったと感じます。

 県内の生産者も一様に不安感と緊張感で憔悴していますし、地域においても各種行事が中止されるなど緊張感が高まっています。これはまさに「災害」であり、危機管理としての着眼をもった対処が必要不可欠です。
 農家や対策本部など現場の声を集約し、いまの緊急の課題として、本日「政策集団のぞみ」より農林水産省担当官に要請しました。


【予防的殺処分について】
 発生農家から一定距離以内に存する豚舎の豚について、感染なくとも予防的に殺処分する必要性が検討されている。@処分費用の負担 A埋却場所の確保 に関して、政府において早急に対策を講じられたい。

【経営支援について】
 九州全域の家畜市場が閉鎖され再開の見通しの立たない状況で、各畜産農家は、移動搬出制限区域の内外を問わず、急激な経営不安に見舞われている。わが国の畜産業そのものの浮沈に関わる事態でもあり、政府におかれては、非常事態に即した思い切った経営支援策を早急に策定し、生産現場が安心できるメッセージを発していただきたい。

【防疫・消毒支援について】
 自治体が中心となって幹線道路沿いに消毒ポイントを設けているが、法的あるいは予算上の担保がないため、消毒作業が徹底していない状況が散見される。政府においては、十分な予算措置をとり防疫態勢を支援されたい。