タコ 令和6年7月 串間市
「食べるか?」とタコを二匹(?)いただいた。もちろん地どれのタコ。
「刺身でもいいし、味噌漬けにしてもいいど」と言って、味噌までいただいた。
タクアン 令和6年7月 日南市(旧北郷町)
「持って行きない」と、タクアンをぐるぐるっと巻いて持たせてもらった。
お茶のみに、ポリポリやるのが良い。
農業を語る会 令和6年6月 都城市
永年つづく「盆地農業を語る会」(主催者=山下博三県議)に参加した。
若い農業法人経営者らとの本音のやり取り。
とても勉強になる。
三道路合同で大会 令和6年6月 都城市
「都城志布志道路」に加えて、「都城末吉道路」「曽於志布志道路」合同での整備促進大会。
郷土の夢が広がる。
田の神様(たのかんさあ) 令和6年5月 えびの市
岡元地区の道端に、たくさんの田の神様が鎮座している。
よく見ると、「おいどんくん」や、小泉総理、安倍総理らしき田の神様も!
JAみやざき 令和6年4月 宮﨑市
宮崎県の単一農協としてJAみやざきが発足。
祝賀会に参加した。
発展されることを心から願う。
かすむ霧島連山 令和6年3月 小林市
今年もまた黄砂の飛来する季節になった。
霧島連山がかすんで見えない。
なないろ路面電車 令和5年12月 串間市
広島市から譲り受けた路面電車の車輌。
駅前広場におかれて市民が集う。
子どもたちが「駄菓子」を買いに来て、とても賑やかだ。
畜産酪農の苦境 令和5年11月 都城市
歴史的苦境に立つ畜産酪農。
肥育農家の牛舎にお邪魔して生の声を聴いた。
哲学ある畜産経営に心打たれた。
焼肉カーニバル 令和5年10月 都城市(旧高城町)
すばらしい秋晴れのお天気にめぐまれた、恒例の「焼肉カーニバル」。
物価高でみんな大変、畜産農家も大変。でも今日は食べて飲んで元気をだそう!
「牛之峠バイパス」建設促進大会 令和5年10月 都城市
かつて薩摩藩と飫肥藩とが境界争いで対立した「牛之峠」。
400年を経て、都城三股と日南を結ぶ希望の象徴となった。
みんなで力を合わせて、早期整備にむけて頑張ろう。
「道の駅きたごう」オープン 令和5年10月 日南市(旧北郷町)
「道の駅きたごう」がオープンした。
県道28号、東九州自動車道、JR日南線の結節点に立地する「道の駅きたごう」。
地域振興そして防災の拠点として大きな役割が期待される。
『自分史』 令和5年9月 小林市(旧野尻町)
野尻の長瀬道大・元町長が半生記『自分史』を出版された。
飾らぬ述懐。100%野尻弁。幼馴染の齊藤さんの絵。
楽しく、懐かしく、チョッピリ涙のこぼれる素敵な『自分史』。
墓参り 令和5年8月 串間市
じりじりと灼けるような日射しのなかで墓参り。
新米の味 令和5年7月 串間市
今年もトクシゲさんから新米をいただいた。さっそく炊いてタマゴご飯!
猪鍋 令和5年7月 小林市(旧野尻町)
後藤さんが猪肉を調達、味噌仕立ての猪鍋は奥さんのお手製。心づくしの味が身にしみる。
岩戸神社の仁王像 令和5年5月 小林市
ご祭神は「手力男(タヂカラオ)命」とある。珍しいのではないか。
神社入口で仁王像がにらみをきかせているが、どこか愛嬌のある仁王様だ。
本格焼酎「くしま」 令和5年5月 串間市
寿海酒造株式会社製造の本格焼酎「くしま」。
実は、かつての古川焼酎の復刻ブランドである。
「“くしま”っていう美味しい焼酎があるんだよ…」との声を聞いて嬉しくなった。
五百禩(いおし)神社 令和5年5月 日南市
飫肥藩伊東氏の菩提寺でもあったが廃仏毀釈で五百禩神社に。
国道整備で敷地も窮屈になったのだそうだが、いまもなお厳かな雰囲気をたたえている。
都城志布志道路整備・活用促進大会 令和5年5月 都城市
コロナが5類に移行し、久しぶりに開催される大会。MJホールは満杯で盛況だ。
ゴールも見えてきた。みんなで結束して頑張ろう。
「港の駅」は大盛況 令和5年5月 日南市(旧南郷町)
根強く、熱い人気を誇る南郷・目井津の「港の駅」。
今日も、海の幸を求めて長い行列ができている。
「防災道の駅」ニクル、リニューアルオープン 令和5年4月 都城市
南海トラフ地震の際は、内陸部にある都城市が後方支援の役割を担う。
都城IC付近にニクル、消防署、医師会病院。山之口スマートIC付近には陸上競技場。
着々と戦略的な防災インフラ整備がすすむ。
都城駐屯地の観桜会 令和5年3月 都城市
コロナ禍でしばらくお休みになっていた陸上自衛隊都城駐屯地の観桜会。
お天気の都合で隊員食堂での開催となった。
晴れてよし曇りてもよし桜花
東九州道「清武南=日南北郷」の開通式典 令和5年3月 日南市(旧北郷町)
芳ノ元トンネルの難工事をのりこえて、ようやく「清武南=日南北郷」が開通。
“さらに南へ”を合言葉に、全線開通へ向けて気勢があがる。
「和牛のオリンピック」祝賀会 令和4年11月 宮崎市
多くの関係者のご努力が報われての「宮崎牛」全国共進会4連覇。その祝賀会!
次の北海道大会に向けて、もう新たな歩みが始まっていることに感動。
「都城末吉道路」「曽於志布志道路」キックオフ! 令和4年11月 曽於市
多くの関係者のご努力で「都城志布志道路」「東九州道」の整備進捗がめざましい。
そして今度は、両道路を連結する「都城末吉道路」「曽於志布志道路」もキックオフ!
郷土の未来のためにも、我々世代で重要インフラを形にして手渡したい。
福島小学校創立150年 令和4年11月 串間市
自分自身の原点はここだ、ふるさとは、母校はここだ。そう思えることの幸せ。
北きりしま田舎物語 令和4年11月 小林市
農家民泊で頑張る「北きりしま田舎物語推進協議会」のみなさん、逆境でも元気いっぱい。
ふるさとの魅力という資源で、多くの人を楽しませ、癒しつづけてほしい。
福島川 令和4年10月 串間市
堤防改修工事の現場をみる。これで大雨のたびの不安も解消されるだろう。
関係者のみなさんの努力に感謝。
畜魂追悼法要 令和4年10月 都城市
命をいただいていることに感謝」。原点に思いをいたす朝。
東九州道鍬入れ 令和4年10月 日南市
東九州道「油津=南郷」の着工式。「清武南=日南北郷」も今年度中には開通する。
おおいなる前進の年。
東九州道鍬入れ 令和4年10月 串間市
東九州道「奈留=夏井」串間側の着工式。いよいよ串間にも槌音が響く。
台風14号 令和4年9月 三股町
犠牲者まで出してしまった土砂崩れ。総務大臣、消防庁長官も入っての現場視察。
役場では有意義な意見交換も行われた。
平和の礎 令和3年8月 小林市(旧野尻町)
大塚原公園「平和の礎」にて戦没者の御霊に手を合わせる。
高山彦九郎歌碑 令和3年6月 都城市
寛政4年、「寛政の三奇人」に数えられた高山彦九郎が都城を訪れている。
神柱神社境内には、彦九郎の歌碑。
「泉川酌みても尽きぬ盃のわかれてもまたあはむとぞおもふ」
「道の駅くしま」プレオープン 令和3年4月 串間市
郷土を盛り上げたい!…地元の思いを背負って、「道の駅くしま」が産声をあげた。
これからが本番!…地元のみなさんの意気込みが頼もしい。
県境区間が開通 令和3年3月 都城市
ものすごいスピードで整備がすすむ都城志布志道路。
県境区間「金御岳=末吉」の開通で、全線開通というゴールも間近に見えてきた。
たくましい郷土建設に弾みがつく。
竈門神社 令和2年12月 えびの市
島津義弘公の居城だったこともある加久藤城跡。
急な坂道をのぼりきると、本丸跡には竈門神社の静かなたたずまい。
つわものどものゆめのあとなのだが、空気が清んで心が洗われるようだ。
水平線は丸い 令和2年11月 日南市
サンメッセ日南のてっぺんは海抜120m、日向灘の大パノラマを見渡すことができる。
丸い水平線を眺めていると、自分がいま太平洋の北西端に立っているのだと自覚する。
ままこ滝 令和2年11月 小林市(旧須木村)
吊り橋のたもとには、見事な松があった。虫にやられて、今は大きな切り株のみが残る。
この切り株にすっくと立つと、眼下に、ままこ滝が轟轟とうなりをあげていた。
東麓磨崖仏 令和2年11月 小林市(旧野尻町)
岩観音と書かれた鳥居をくぐり、断崖絶壁を降りていくと、注連縄のはられた磨崖仏がある。
由緒書によると、室町か南北朝あたりに彫られたらしい。
もはや、神でも仏でもよいのだ。人々の祈りと、長い時間の重みを感じさせる磨崖仏である。
地魚フェアーの海鮮丼 令和2年11月 日南市(旧南郷町)
魚フェアーの新メニューを試食した。地取れの魚がふんだんに盛りつけられた海鮮丼。
パンチの効いた酢飯との絶妙なコンビネーション。これは美味い。伊勢海老の味噌汁も絶品。
牧場の珈琲 令和2年11月 高原町
霧島山麓の牧場。忙しい手をとめて、石山さんが珈琲を淹れてくれた。
秋空の下、大きなマグカップでのむ珈琲は、雄大な味がする。
柿喰えば… 令和2年10月 串間市
見事に実った柿が、青空に映えて美しい。耳をすませば、砂浜によせる波の音も聴こえる。
大下さんの庭先で柿を剥いてもらって頬張った。波の音聴きつつ食す秋の味。
コスモスの突然変異か 令和2年10月 三股町
広い敷地いっぱいにコスモスが咲き誇る。地主さんのご好意による、知る人ぞ知る花の名所だ。
永井さんが、変わったコスモスを教えてくれた。花弁がラッパのように筒状になっているのだ。
昨年の種子をとって、今年も咲かせたのだという。初めて見る、突然変異のラッパコスモス。
青空と「はちみつ生姜湯」 令和2年10月 三股町
日高さん自家製の「はちみつ生姜湯」をご馳走になった。
秋晴れの青空のもと、美しい山々を眺めながら、ゆったりと「はちみつ生姜湯」をすする。
ほーっと一息。缶コーヒーのCMのようだ。
志で生まれた「柿酒」 令和2年10月 都城市
キズものの富有柿を正価で買い取り、麦焼酎に漬けこんで造った「永山の柿酒」(1280円)。
酒屋の平瀬さんの発案で、高原産の柿、そして日南の酒造メーカーの協力で誕生した。
さっそく一口なめてみた。甘い香りとともに、ひとの志の味がした。
六地蔵塔 令和2年10月 小林市
中世、合戦の戦没者を供養するため建立された地蔵塔。
水流迫の六地蔵塔は大きくて立派だが、東栗須野のそれはずいぶんと趣が異なる。
溝などにバラバラに打ち捨てられたものが集められて、一段とあはれをさそう。
種子田の諏訪神社 令和2年10月 小林市
梨やブドウの産地として名高い種子田。ここの諏訪神社にはかつて宇賀神社が合祀された。
言い伝えでは、宇賀の神の御骸に生え出した稲の種子を蒔いて水田をつくったとされ、
種子田の地名はこれに由来するのだという。
高山瀬戸かくれ念仏洞 令和2年10月 小林市
当時、島津藩は真宗を厳しく禁じたが、人々は密かに信仰した。
今も随所に残るかくれ念仏洞。なかでも自然の岩窟を利用したものは珍しいという。
たどり着くまで渓流に沿って歩いていると、まさに聖地の気に包まれた心地がする。
大丸太鼓橋 令和2年10月 小林市
加治木の森山新蔵といえば、西郷隆盛や村田新八らと行動をともにした人物。
その森山新蔵の尽力で建造され、新田開発に大いに活躍した石造水道橋。
いまも滔滔と流れる水に、しばし思いを致す。
田ノ上八幡神社のクス 令和2年10月 日南市
大隅国桑原郡の稲積弥五郎が一宮正八幡のご神体を背負って来て祀ったのが始りとされる。
いわゆる「弥五郎どん」行事が続いていることからしても、これは熊襲隼人の鎮魂に違いない。
苔むす境内を覆うように樹齢400年の大楠が茂り、ただならぬオーラを放つ。
気候危機 令和2年7月 串間市・日南市
土砂崩れ、道路陥没、河川氾濫、水道破損…と豪雨災害の被害箇所は数えきれない。
道路も橋梁も水利施設も老朽化がすすんでいるところに、これまでにない雨が降る。
身近なところで暴れはじめた「気候危機」というモンスター。空恐ろしさを感ずる。
えびの自衛隊 令和2年7月 えびの市
大水害に襲われた人吉にいち早く駆け付けたのは陸上自衛隊第24普通科連隊だ。
連隊長から救助・災害支援の様子を聞き、ひたすら頭のさがる思い。
鵜戸神宮 令和2年7月 日南市
名勝・鵜戸神宮。豪雨のたびに被災する。日本神話の舞台でもある鵜戸。
市や県の力を合わせ、国の助けも借りながら、何としても守りぬきたいと思う。
トマトジャム 令和2年7月 串間市
時間雨量120mmを記録した串間。「バケツひっくりかえしたよりヒドイ」との証言。
しかしここでも再起の意欲がみなぎる。手作りのトマトジャムを戴き、かえって恐縮。
豪雨災害 令和2年7月 えびの市
山をはさんで人吉と背中合わせのえびの。豪雨で河川が氾濫、水田には泥が溜まった。
美田を失っても「かならず復旧を…」と呟く農家の眼には力がある。
春 令和2年3月 都城市
道端は菜ノ花の黄一色。青空には楽しげな雲雀の声。
桜こそまだだが、ふるさとは堂々の春。
城ケ崎桜 令和2年3月 日南市
道の駅「酒谷」の城ケ崎桜が、一番乗りの満開。
妖艶なピンク色が、春の青空とよく似合う。
ツルエさんのお漬物 令和2年2月 都城市
ツルエさんが、お漬物(高菜と沢庵)を持って来て下さった。
いつもの〝おふくろの味〟だ。白ごはんと食べるのが楽しみ。
着々とすすむ東九州道整備 令和2年2月 日南市
日南生活(いきいき)ロード女性の会の皆さんと建設現場視察に出かけた。
担当者の説明を聴きながら難工事のご苦労を思う。無事故でスムーズな進捗を心から祈る。
島津義弘公の歌碑 令和2年1月 えびの市
木崎原合戦城跡に島津義弘公の歌碑。
いそぐなよまたいそぐなよよのなかのさだまるかぜのふかぬかぎりは
霧島連山 令和2年1月 都城市
雲一つない青空に、威風堂々たる霧島連峰の御影を仰ぐ。かくして新年が始まる。
牛鰆 令和元年12月 日南市(旧南郷町)
松尾君が釣り上げた大物「牛鰆」。写真を見たが、まさに牛のよう。
味噌漬けにしたものを頂いた。美味い!
カボチャぜんざい 令和元年12月 小林市
日田さんお手製の、カボチャ入りぜんざいをご馳走になった。
昔から冬至にはこれをいただくのだという。カボチャのやわらかい甘さが合う。
ぼんたん甘煮 令和元年12月 日南市(旧南郷町)
ぼんたんの皮を甘く炊いた、益田さん手作りの逸品。
甘すぎず、サッパリと爽やか。お茶うけに最高!
白鳥温泉の蒸し風呂 令和元年11月 えびの市
いわゆる征韓論にやぶれ下野した西郷南洲が三月ほど逗留した白鳥温泉。
この蒸し風呂を毎日つかったのにちがいない、と思いを馳せる。
狭野神社参道をあがる 令和元年11月 高原町
ながい参道を歩いた。杉並木にせせらぎと砂利を踏む音が響く。神々しい時空間。
秋の御池 令和元年11月 高原町
秋深まる御池の畔におりたった。静かで厳かな空間。身も心もひきしまる思い。
友好交流都市締結20年 令和元年11月 都城市
ウランバートル市=都城市、重慶市江津区=都城市の友好交流都市、協定締結から20周年。
たくさんの方々の熱い情熱と地道な努力に、思いを致しながら祝う。
油津・夏井道路(日南区間)中心杭打ち 令和元年11月 日南市
串間区間に引き続いて、日南区間の中心杭打ち式。
式典は、吾田小学校合唱部のみなさんの澄んだ歌声で始まった。心洗われる思い。
油津・夏井道路(串間区間)中心杭打ち 令和元年11月 串間市
悲願の東九州道、大きな一歩だ。事故のないスムーズな事業の進捗を祈る。
サンメッセ前バス待合所 令和元年11月 日南市
日南海岸に、大海原と向き合うかっこうで、屋根付きの待合所ができた。
素晴らしい景観に、おもてなしの心が加わった。
南部ふれあい広場 令和元年11月 都城市
ごみ処分場だったところが、素晴らしい多目的広場に生まれ変わった。
広大な花壇には、季節ごとに花々が咲き誇ることになる。いまから春が楽しみだ。
歌舞伎橋開通式 令和元年11月 都城市
昔ここで歌舞伎をやっていたことから名付けられた歌舞伎橋。立派に架け替えられた。
秋晴れのもとで、宮島さんご一家・四世代を先頭にしての渡り初め。
日南・志布志道路(日南区間)着工 令和元年10月 日南市
着実に進捗する東九州道整備。節目、節目を大切に、結束して頑張りたい。
陰陽石 令和元年10月 小林市
天下の奇岩。大自然の造形か、それとも…多少なりとも人の手が加わっているのか。
栗姫号 令和元年10月 三股町
伝統芸能「じゃんかん馬」の栗姫号(雌・5歳)を厩舎に訪ねた。
容姿も毛並みも、見惚れるほどに美しい。しかも、人懐こくて可愛いらしい!
生駒の秋 令和元年9月 小林市
今年の夏は天候不順だった生駒。霧島火山の影響もあり、自然の難しさとは隣り合わせだ。
それでも、生駒の空気は清々しい。「花の駅」もたくさんの観光客で賑わっている。
猪肉 令和元年8月 都城市
狩猟名人の後久さんから猪肉を頂いた。
「しゃぶしゃぶ用と、焼肉用とで、ちゃんしちゃいかいね!」と豪快に笑う。楽しみだ。
牛越祭 令和元年7月 えびの市
400年も続く牛越祭。牛に杉の丸太を飛び越えさせる、珍しいお祭りだ。
猛暑のなか、ここ菅原神社の境内だけは、鎮守の森につつまれた別世界。
牛といっしょに跳んで、そのあと美味しい焼酎を飲んで、踊って、楽しいひととき。
夫婦楠 令和元年6月 日南市(旧南郷町)
榎原神社の奥に、大きな楠が二本そびえている。
神々しい空間にたたずみ、しばし息を整える。清々しい。
松岡さんの笑顔 令和元年6月 日南市(旧南郷町)
また今日も、松岡さんのメロンを頂いた。いつもながらに見事で、美味い。
これまでも、こうやって、美味しい果樹や野菜をたっくさん頂いてきた。
松岡さんの素敵な笑顔もいつも通り。何とも言えない幸せな気分。
須木の山川 令和元年6月 小林市(旧須木村)
川辺に車をとめて、おにぎりを頬張った。涼しい川風と、せせらぎ、鶯の声。
田植えの時期なのに、水田の周りには防獣ネットが張り巡らされている。
聴けば、大変な鹿の害。胸ふさがれる思いがする。
傑作!「愛妻川柳」 令和元年6月 都城市
平瀬さんの「愛妻川柳」絵巻(絵は江夏昇さん)をみせて頂いた。
抱腹絶倒とはこのこと。川柳ごとに添えられた挿絵も味わいがあって実にいい。
大笑いしながらも、やがて平瀬さんの愛情がジワリ、ホロリと心にしみてくる。
シーカヤックマラソン 令和元年6月 日南市(旧南郷町)
シーカヤック大会に参加した。「ダブル禎久号」で目井津港を出発し、ハーフ7㎞を完走。
海洋民族の血が騒ぐのか、なんとも言えない爽快感!
お惣菜 令和元年6月 串間市
今日の晩ご飯は、スーパーほりぐちのお惣菜!
たかが惣菜と思うなかれ。とくに「鯵南蛮」など私の大好物なのです!
吾田小学校合唱部 令和元年5月 日南市
合併日南市10周年記念式典で、吾田小学校合唱部の皆さんが歌唱を披露してくれた。
澄んだ歌声、一心に歌うその姿に胸を打たれる。心洗われる想い。
九州窯元行列in串間 令和元年5月 串間市
古い日本建築(旧吉松邸)を舞台に開催される陶磁器市。はやくも第12回を数える。
年々賑やかになるのが嬉しい。今回は、目にとまった丼鉢を買い求めた。
美しいフォルムとシンプルなデザイン。とても気に入っている。
小布施の滝 令和元年5月 日南市
そこには、苔むしてマイナスイオンあふれる独立の空間が存在している。
滝を見上げて深呼吸をすれば体中にパワーがみなぎる。そう、ここはパワースポット!
極上の玉葱ドレッシング 令和元年5月 都城市(旧高城町)
元明さんの奥さんお手製の玉葱ドレッシング。玉葱から全部手作りだという。
早速、夕ごはんで生野菜サラダにかけてみて感動した。「う、うまい!」
鉄工所のズッキーニ 令和元年5月 都城市(旧高崎町)
鉄工所を営む大迫さんから、手作りの見事なズッキーニをいただいた。
鉄と野菜ではずいぶんイメージが違うが、どちらも見事な腕前だ。
油で炒めて、美味しく戴きました。
5月のあじさいロード 令和元年5月 日南市
石山さんら地元の皆さんが手塩にかける紫陽花。
花は未だだけれど、見事に葉を茂らせた紫陽花も見事だ。
あじさいロードを行けば、美しく逞しい緑の生命力を浴びて力が湧く。
観音瀬 令和元年5月 都城市(旧高城町)
藩政時代、明治時代の二次にわたって先人が掘削した観音瀬の流れ。
これで、海から都城盆地の中心部までの舟運が可能になったというからスゴイ。
観音瀬の甌穴を穿つ大事業。先達の強い意志を感じないわけにはいかない。
名付けて「ツツジ街道」 平成31年4月 三股町
北郷往還の長田の道路は、色鮮やかなツツジと眩しい新緑に包まれて、幻想的な美しさ。
まるで光のトンネルを走っているような、夢の中のような美しさ。
丹精込める方々の心、やさしい想いが伝わってくる。
脇之馬場春祈念 平成31年3月 都城市(旧山田町)
公民館での春祈念にお邪魔して、気分よく一曲(いや二曲)披露した。
庭の桜の咲き誇る、うららかな春日和。幸せなふるさとの情景だ。
新しい加久藤橋 平成31年3月 えびの市
新しい加久藤橋の開通式。式典に続く「渡り初め式」も良かった。
西田さんのおじいちゃんおばあちゃん、お父さんお母さん、そして若夫婦、
三世代の西田家夫婦が並んで先頭を歩く。加久藤橋はまさに世代の架け橋だ。
順調に延びる都城志布志道路 平成31年3月 都城市
新たに「横市=平塚」区間が開通した。全線開通までもう一息、と勢いづく。
カツオ一本釣りナイト2 平成31年2月 日南市(旧南郷町)
東京のド真中で第2回カツオ一本釣りナイトが開催された。
「ザ・漁師!」って感じの岩切さんの語りは最高で、グイグイ引き込まれる。
水産資源枯渇が危ぶまれる今日、伝統漁法四百年の魅力を再認識したい。
恵方巻? 平成31年2月 串間市
節分だというので真理チャンから恵方巻を戴いた。
「昔から恵方巻なんてあったけ?」と思いながらも、美味しく頂戴しました。
柚子唐辛子! 平成31年1月 日南市(旧北郷町)
ガラス瓶に詰めた柚子唐辛子を戴いた。日高さん特製だ。嬉しい!
ジャムと味噌漬 平成31年1月 高原町
「体に良いから」とブルーベリージャム、ハヤトウリとカボチャの味噌漬を戴いた。
もちろん高原産食材100%、湯田さんの手作りだ。何だか、少し健康になった気がする。
激戦地だった志和池城 平成31年1月 都城市
田代義博先生の小説「都城の乱」を、手に汗を握りながら読んだことがある。
ふと思いたって志和地城址にあがり、盆地を見渡しながら、往時の激戦を想像した。
見事な葱 平成31年1月 高原町
三百年ぶりの新燃岳噴火からちょうど八年の今日、勝吉さんから見事な葱を戴いた。
高原町のみなさんの逞しさを思いながら、美味しく戴きました。
大岩田城址からの展望 平成31年1月 都城市
何の記事だったか、寛政四年に高山彦九郎が高台から都城を一望した、とあった。
どこの高台かと考えていたが、大岩田城址に立ってみて「ここだ」と確信した。
失意の彦九郎は、何を考えながら都城を眺めたことか。
宝石みたいなキンカン 平成31年1月 串間市
渡辺さんから、見事なキンカンを戴いた。
箱を開けるとまるで宝石みたいに輝いている。味はもちろん、眺めるだけでも幸せ。
「一月一日」を歌う 平成31年1月 都城市
都城商工会議所主催の賀詞交歓会は、毎年必ず「一月一日」の斉唱から始まる。
年の始めのためしとて 終わりなき世のめでたさを
松竹たてて門ごとに いおう今日こそたのしけれ
初日のひかりさしいでて よもに輝く今朝の空
君がみかげにたぐえつつ 仰ぎ見るこそとおとけれ
これぞ日本のお正月。日本人でよかった。よい年でありますように。
長田峡はパワースポット 平成31年1月 三股町
お正月なので、いつもは通り過ぎる長田峡だが、久しぶりに降りてみることにした。
苔むした岩肌と澄んだ水。神々しく清々しい。マイナスイオンを胸いっぱい吸い込む。
ああ、普段ただ通り過ぎているなんてモッタイナイ!と気が付いた次第。反省。
高山彦九郎の歌碑 平成31年1月 都城市
神柱神宮に初詣。清々しい心で新春を寿ぐ。ところで境内には高山彦九郎の歌碑がある。
「いずみがわくみてもつきぬさかづきの わかれてもまたあはむとそおもふ」
この一年にかける決意を新たにする。
的野正神社の神代文字? 平成31年1月 都城市(旧山之口町)
隼人族を鎮魂する的野正神社に、神代文字を刻んだ石柱があった。
どんな意味なのかネットで調べてみたら、神代文字じゃなくてハングル文字だそうな。
でも何故…?謎は深まるばかりである。
矢岳高原から霧島連山を臨む 平成31年1月 えびの市
息子に素晴らしい景色を見せたいと思って矢岳高原に上がった。
雲一つないが冷え冷えと澄みきった青空。霧島連山がいっそう厳かに見えた。
ふるさとの海 平成30年12月 串間市
穏やかな小春日和、幼馴染の古屋君と釣りに出かけた。
美しい波、砂浜、磯。この海はふるさとの宝だ。贅沢なひとときに幸せを感じる。
猫の駅長がお出迎え 平成30年12月 えびの市
肥薩線の真幸駅ホームは、珍しいスイッチバック式の折り返し地点になっているので、
わずかな待ち時間に乗客が降りてきては記念撮影など楽しんでいる。
無人駅だが、駅長の代わりに猫が愛想よく迎えるのが良い。まさに幸せな駅の光景。
「内山」か「内山蛙」か? 平成30年12月 小林市(旧須木村)
焼酎「内山」のはずが今年のラベルには「内山蛙」とある。
理由を訊くと原料芋が不出来だったからとか。でも飲んでみると美味いです。
「内山蛙」はかえってレアものとなるだろう。
柚子のマーマレード 平成30年12月 串間市
じゅん子さんお手製の柚子マーマレードを頂いた。もちろん柚子も自家栽培。
酢を何とかと言っていたから何か秘伝があるらしい…。絶妙に美味い。
玄米餅のススメ 平成30年12月 えびの市
もち米を玄米のまま搗く→まるめて油で揚げる→醤油をつけて出来上がり!
驚異的な美味さ。えびのの名物として、道の駅あたりで売ってはどうだろうか。
みかん農家の後継者 平成30年11月 日南市(旧南郷町)
選果場で忙しくされているところに一寸立ち寄った。親父さん亡き後、ご次男が継いでいる。
一目見て、親父さんに似てこられたのには驚いた。お姿も雰囲気も生き写しのようだ。
言いようのない嬉しい気持ち。人生って良いものだなぁなんて思う。
友子さんは料理の名人 平成30年11月 串間市
友子さんは料理の名人。海の幸でも山の幸でも、見事に美味しく料理する。今日もたくさん
ご馳走になりました。ところで、ご本人は生ものが一切ダメというから意外である。
獅子柚子はこうして食べる 平成30年11月 串間市
図体の大きな獅子柚子は、一度湯がいてから皮をむいて、甘く煮るのだそうだ。
堀口さんの手作りを一口いただいて感動した!美味い!もう一口、あと一口…と手が伸びる。
夢の塩 平成30年11月 串間市
大田さんの天然塩づくり工房を見学した。薪で、ゆっくり、ゆったりとつくる塩。本物の塩。
鬼が城古墳 平成30年11月 串間市
湾を臨むこんもりとした丘の上に、鬼が城古墳がある。その昔、海賊の拠点だったそうな。
この海の沖には黒潮が滔滔と流れ、そしてその先は琉球、大陸、南方へとつながっている。
伊比井潮風トンネルが貫通 平成30年11月 日南市
日南防災の大きな一歩だ。二年前の着工式を思い出しながら、本日の貫通式に参列した。
地元女子中学生が切々と訴えた「命の道」。そのための努力は、これからも続く。
飫肥杉の椅子という贅沢 平成30年11月 日南市
五代目の谷材木店。飫肥杉の船材用途が無くなり、今は椅子などの調度品が主だという。
工房で製作中の椅子に座ってみると、杉のぬくもり柔らかさが伝わってきて心地よい。
この逸品に魅せられて、明日はテレビ局も取材に来るらしい。
えびの焼の鉢皿 平成30年11月 えびの市
えびの焼の落ち着いた深い赤色が気に入っている。えびの高原のエビ色がモチーフだとか。
今日もお祭の露店で鉢皿を求めた。煮物などにちょうど良さそうだ。
サンゴモミジの苗木 平成30年11月 小林市
大賑わいのふれあいフェスタで、サンゴモミジを一本求めた。さて、どこに植えようか。
霧島岑神社の例大祭 平成30年11月 小林市
三百年前の新燃噴火のあと、雛守権現と霧島岑神社と合祀してこの地に遷座したという。
例大祭の今日、社殿奥のご神体を間近で拝観させて頂いた。たいへん有難いこと。
鵜戸山からの眺望 平成30年11月 日南市
群青の大海原。潮騒。鵜戸神宮は今日も圧倒的な気に満ちている。
「鵜戸の海夕虹明しまさしくぞ神降り立たす天の浮橋」(北原白秋)
芥子菜 平成30年11月 日南市
野田さんの畑の見事な芥子菜。遠慮せずに、たくさん頂いて帰ってきた。
家でサッと湯通しして塩昆布と和えてみた。ご飯にも合う。こりゃあ美味い。
黄金色の田んぼ 平成30年10月 えびの市
えびの盆地を埋め尽くすように、稲穂が黄金色に輝いている。美しい。
南九州では水田が一面に広がる景観は珍しいと思うが、さすがはえびのだ。
キンカンミックス 平成30年10月 えびの市
いつも大盛況の「道の駅」で、いま人気のソフトクリームに挑戦した。
甘すぎない、爽やかな味わいの「キンカンミックス」。これ、おススメです。
沖水大運動会 平成30年10月 都城市
中学校区内の全公民館が参加して行われる地区運動会は、今はもう沖水だけになった。
酷暑や台風を乗りこえて、清々しい秋晴れに恵まれての盛大な運動会。
海の風 平成30年10月 串間市
都井の漁村。海からちょっと丘を上ったところにあるお宅にお邪魔した。
海からの風が素晴らしく心地よい。「夏でんクーラーはいらんちゃど~」の一言に納得。
谷之口のバットマン 平成30年10月 日南市(旧南郷町)
元農協長は多趣味で、あちこちの行事に登場するバットマンの正体はこの人だった。
「谷之口のバットマン」で売り出したらオモシロイんじゃないかと思うのだけど…。
ヤマダイ甘藷集出荷場 平成30年10月 串間市
ヤマダイ甘藷の集出荷場を見学する。ブランド力アップ間違いなし!と確信した。
100m徒歩 平成30年10月 都城市
今日は都原4館合同の運動会。半袖ポロシャツでは少し肌寒い。
名物の100m徒歩に参加した。よ~いドンでただ歩くだけ。でもこれが気に入っている。
陣の池 平成30年10月 えびの市
霧島の湧水を溜めこむ陣の池。災害視察で久しぶりに出かけたが、やっぱり美しかった。
この自然の恵みは、もはや神々しいと言うほかない。
スプーン競争 平成30年10月 都城市
秋晴れの蓑原地区運動会。オタマでテニスボールを運ぶ「スプーン競争」に参加した。
案外と簡単だったので、わざと落としてズッコケたりしながら、みんなで大笑い。
御池 平成30年10月 高原町
西岳から小林に抜ける途中、久しぶりに国道から御池に降りてみた。
澄んだ青空、静かな水面には霧島の威容が映りこんでいる。何と神々しい光景だろうか。
グランドゴルフ大会 平成30年10月 都城市
大王町のグランドゴルフ大会。限られたスペースで8チームがひしめき合うので、
前後左右に気を配りながらの、声を掛け合いながらのラウンド。こういうのもまた楽しい。
井ノ原遺跡の首飾り 平成30年10月 高原町
神武の里たかはる秋まつり。井ノ原遺跡の出土品を展示中というので早速見学してきた。
精緻な文様の石製の首飾り。8000年前のものだというからスゴイ。しばし思いを廻らせる。
手作りの公園 平成30年10月 小林市
Sさんご夫妻が、所有する丘の杉を伐り、広々とした公園にして地域に開放しておられる。
秋風に揺れる欅の大木、澄んだ青空と霧島連山の稜線、ご夫妻の笑顔と温かいお茶…。
かぎりなく癒され、こころ洗われる素晴らしいひとときだった。
シャインマスカット 平成30年8月 小林市
小林産のシャインマスカット。宝石のような一玉を丸ごと口に放り込んだ。う~ん、美味い。
龍源寺跡 平成30年7月 串間市
かつて、市木の龍源寺は朱子学薩南学派の拠点で、南浦文之和尚もここで活躍した一人だ。
当時の龍源寺は今は跡形もないが、市木が外交や政治思想の舞台だったことを誇らしく思う。
霧島・えびの高原エクストリームトレイル 平成30年7月 えびの市
「霧島・えびの高原エクストリームトレイル」のために県外からも続々と人が集まっている。
時に苦難をもたらす火山だが、素晴らしい自然の恵みも忘れてはならないと思う。
ミツバチ 平成30年6月 日南市
冬の寒さで全滅したかに思えた四本さん宅のミツバチ。
どこかで生き延びていたのだろう、いつの間にか巣箱に戻って、逞しく活動しているようだ。
もち麦 平成30年6月 日南市
〝こだわり″農家の水尾さんから自家製「もち麦」を頂いた。
さっそく玄米と一緒に炊いて食べてみた。よし、少し健康になった気がする。
南洲の書 平成30年6月 小林市
お昼ご飯をご馳走になったお宅の床の間に、西郷隆盛の漢詩が掛かっていた。
明治七年、下野した西郷が白鳥温泉(えびの市)に逗留した折に揮毫したものだという。
しばし、西郷の胸中に思いを致した。
目井城 平成30年6月 日南市(旧南郷町)
かつて争奪戦の対象だった目井城も、今は忘れられたように鬱蒼と木々に覆われている。
地元の皆さんが草を刈り、木を払って、旧展望台までの道を拓いてくださった。
ここからなら油津港へ入る大型クルーズ船も眼下に見下ろすことができるだろう。
時代は変わっても目井城の〝地の利“は変わらない。
虚空蔵島 平成30年6月 日南市(旧南郷町)
〝語り部″鬼束さんの説明を聞きながら、虚空蔵島の階段を登った。
昔から見慣れた虚空蔵島だが、頂まで上がってみるのは初めてだ。
島全体にオオタニワタリやシュロの木々が逞しく自生して、独特の気を発している。
先人が虚空蔵島に託してきた祈りと、積み重ねられた歴史が、肌に染み入るようだ。
シーカヤック大会 平成30年6月 日南市(旧南郷町)
シーカヤック大会の競技コースを、モーターボートで試走させて頂いた。
明日の大会は、台風接近のためコースを縮めての開催となるが、それでも最高の海だ。
ふるさとの海、そして海から見上げる山々。心なしか血が騒ぐ。
銀杏のカレーライス 平成30年6月 都城市
満安さん宅のお庭で、お昼ご飯をご馳走になった。
大きなイチョウの木の下で、小鳥のさえずりを聴きながら食べるカレーライス。
このギンナン入り特製カレーだ。嬉しくて、つい、おかわりをしてしまった。
ぶりプリ丼 平成30年6月 串間市
お昼に、ご当地グルメ「ぶりプリ丼」をいただいた。
ショーケン似のマスターの作る「ぶりプリ丼」は好評で、お店はいつ来ても満席。
丼はもちろんのこと、付いてくるアラの味噌汁も絶品だ!
メロンフェス 平成30年5月 小林市(旧野尻町)
毎年恒例のメロンフェス、今年はナント朝4時からお客さんが並んだそうだ。
ザーザー降りなのに、メロンとマンゴーを求めるお客さんの長蛇の列はとぎれない。
これこそ、三十年にわたる、生産者はじめ関係の皆さんの努力の成果だ!
整備・活用促進大会 平成30年5月 都城市
都城志布志道路の「整備・活用促進大会」が盛大に開催された。
「整備」のみならず「活用」を謳うところが都城らしい。
一日も早い全線供用めざして、皆で頑張りたい。
みなとオアシス油津 平成30年5月 日南市
古くから飫肥杉の積出港として、あるいはマグロ漁業の基地として栄えた油津。
当時の雰囲気をたたえる建築物や街並みは、いまも素晴らしい観光資源だ。
「みなとオアシス」登録を機に、益々その魅力を発信してほしいと思う。
南郷城跡の城山公園 平成30年5月 日南市(旧南郷町)
案内板に導かれるままに南郷城跡にあがり、眺望の素晴らしさに思わず声をあげた。
私有地とのことだが、地区の青壮年の皆さんで整備管理されているようだ。
とにかく、素晴らしい!
MallMall(マルマル) 平成30年4月 都城市
かつての都城の代名詞「都城大丸」の跡地に、「マルマル」がオープンした。
都市のリノベーション事業として、必ずや、全国の模範となるに違いない。
都城にまた新たな「日本一」が加わることになる。
硫黄山 平成30年4月 えびの市
250年ぶりに硫黄山が噴火した。霧島連山は活動期に入ったのだろうか。
先人がそうだったように、我々も火山とともに生きていかなければならない。
木場城まつり 平成30年4月 都城市(旧高崎町)
大淀川を見下ろす要害の山城・木場城。大迫さんらが始めた木場城祭も10年目を迎える。
皆さんの努力で城址公園は丁寧に整備され、360度の絶景を誇っている。
焼酎を飲んでアカペラで一曲、二曲披露した。霧島連峰を相手取って歌うのも悪くない。
スナップエンドウ 平成30年4月 都城市(旧高崎町)
竹元さんからスナップエンドウを戴いた。さっと塩茹でしてマヨネーズで食す。美味い。
梶山城址 平成30年3月 三股町
楠原さんのお世話で梶山城址にあがった。
山城の遺構は思った以上に広大で、盆地を見渡す360度のパノラマ眺望がスゴイ。
盆地防衛上の要害だったことが頷ける。これは三股の隠れた宝だ。
祝吉御所跡 平成30年3月 都城市
頼朝から「島津の荘」地頭職に任じられた忠久が、島津姓を名乗り祝吉に拠所をおいた。
いま、静かな住宅街のなかに「祝吉御所跡」の石碑がドンと構えている。
八百年ほど昔、このあたりこそが盆地の政治の中心地だったのだ。
上米公園 平成30年3月 三股町
吉野の千本桜ほどではないが、上米公園の桜も丘一面に咲き誇って見事だ。
今日はパークゴルフ大会。皆さんとワイワイやりながら楽しいひとときを過ごす。
古くは樺山城だったという上米公園は、いまでは町民の憩いの場である。
加久藤神社 平成30年3月 えびの市
こんもりとした森に囲まれた加久藤神社。古い総鎮守だと聞いてはいたが、
なんと創建は天智天皇の668年、勧請は藤原鎌足だというから驚く。確かに古い。
鹿の味 平成30年3月 小林市
自慢の料理を一品ずつ持ち寄っての昼食会。ついつい欲張って食べすぎた。
印象深かったのは鹿肉料理。天ぷらやフライなど様々に楽しめる。
里人を悩ませる鹿ではあるが、今日は美味しく戴いた。
石蕗(ツワブキ) 平成30年3月 日南市
岩崎さんから石蕗を戴いた。きれいに皮をむいて、あく抜きしてある。
これを煮しめにしたら美味かろう。これぞ、ふるさとの春の味なのだから。
東九州道一部開通 平成30年3月 日南市(旧北郷町)
3月11日に合わせて、日南北郷=東郷区間の開通式典が行われた。
7年前の大震災では、道路インフラが救難救助や復旧復興に大いにものをいった。
南海トラフ地震への備えを怠ることなく、東九州道の整備を進めなければならない。
駒宮神社 平成30年3月 日南市
神武天皇を祀る駒宮神社。大鳥居をくぐると、たくさんの蘇鉄、そして大きな梛の木。
そうか、すぐそこは海なのだ。南国の神話の舞台らしい風情が心地良い。
新燃岳噴火 平成30年3月 高原町
またしても新燃岳が噴火。相手は大自然ゆえに、我々の願いはなかなか届かない。
火山とともに生きていく。あらためて覚悟を決める。
石川理紀之助翁 平成30年2月 都城市(旧山田町)
石川翁は秋田の人。明治35年に自費で谷頭を訪れ、農村救済活動に心血を注がれた。
翁の厚徳について祖父から代々伝えられている竹森さんから、お話を伺うことができた。
先人の偉業と、その御恩を語り継ぐ営み。ただただ頭の下がる想いだ。
ミツバチの死 平成30年2月 日南市
四本さん宅の養蜂箱が空になっていた。例年にない寒さのため、全滅したのだそうだ。
「むぞなげ、毛布一枚かけちやっちょけば良かった…」と、肩を落とす四本さん。
竹灯篭 平成30年2月 日南市
いまや厄介者扱いされる竹をアートにして、最終的には土に返そうというエコな試み。
孟宗竹を切り出して、スタイリッシュな竹灯篭を製作する吉田周平さん。
楽しくて仕方なさそう。この和モダンのカッコ良さは、ぜったい世界に通用すると思う。
棚田 平成30年2月 日南市
全国屈指の見事な棚田。それにしても、この莫大な石垣をよく組み上げたものだ。
すると古澤さんが教えてくれた。「あん山が崩れちよ、そん石ですとよ」と。
土石を選り分けてこれだけの棚田を造る、まさに気の遠くなるような先人の努力である。
猪汁 平成30年2月 都城市(旧山田町)
熱い猪汁を一杯ご馳走になった。猪肉は皮のあたりのゴリゴリしたところが美味い。
東京ではありつけない、懐かしくて贅沢な味だ。
京町二日市 平成30年2月 えびの市
今年はまた格段に寒い京町の二日市だった。それでも人出は二日で10万人だそうだ。
練り歩きながら、馴染みの皆さんと声をかけ合って買い物をするのも楽しい。
こんな風景がずっとずっと続いてほしいと願う。
梅北工区開通 平成30年2月 都城市
都城志布志道路の梅北~金御岳区間が開通した。
真新しい舗装の車線がまっすぐに延びて、その視線の先には威風堂々たる高千穂が聳える。
なんと美しい道路であろうか。今日で、全線のうち三分の一が供用されることになる。
杜の穂倉亭 平成30年2月 高原町
築百年以上の古民家を改装して営業する「杜の穂倉亭」でカレイの煮付け定食を食べた。
二階から楽しむ180度の眺めは懐かしいふるさとの情景そのもの。秀麗な高千穂も見える。
いい季節になったら、この窓を開け放って焼酎でも飲みたいものだ。
矢岳高原 平成30年1月 えびの市
久しぶりに矢岳高原にあがってみた。そしてやっぱり、大パノラマの眺望に息をのんだ。
眼下のえびのカルデラ越しに、霧島連山に手が届きそうだ。桜島の噴煙もすぐそこに見える。
展望台には野口雨情の歌碑。「雨の知らせか霧島山に雲がまた来てまたかかる」
富土=郷之原線 平成30年1月 日南市
災害で孤立する地域の皆さんが迂回路・避難路として期待を寄せる市道。
通行難で名高い山越えの悪路を、市議会の皆さんたちと乗り合いで走ってみた。
実際に住民と話し、現場を見ることで多くを感じ取る。皆で知恵を絞っていきたい。
寒天工場跡 平成30年1月 都城市(旧山之口町)
近くを通ったので、ちょっと道をそれて島津寒天工場跡まで足を延ばした。
かつて薩摩藩は、甑島からテングサ、福山から酢を搬入して、ここで寒天を密造した。
密貿易で得た巨利は、やがて維新回天の資金となった。ひっそりした跡地だが感慨深い。
めがね橋 平成30年1月 えびの市
陸上自衛隊えびの駐屯地に向かって車を走らせていると、目の前にめがね橋が姿を現した。
昭和3年、木材運搬用に築かれた石造3連アーチ橋、正式には「月の木川橋」というそうだ。
美しい。今日は時間がないけれど、今度あの橋の上を歩いて渡ってみたいものだ。
能「鵜羽(うのは)」 平成30年1月 日南市
本部宮司から、鵜戸神宮を舞台にした能曲「鵜羽」のあることをお聞きした。
海幸彦・山幸彦の神話をモチーフに世阿弥が作曲し、現代に伝えられているものだ。
鵜戸神宮の社殿で「鵜羽」を上演できたら、どんなにか良いだろう。
霊峰・霧島 平成30年1月 都城市
雲ひとつない、凍えるような寒空に、威風堂々たる霊峰霧島を見上げる。
一晩で真っ白に雪化粧をした連峰は、息をのむほど美しく、荘厳である。
ああ、素晴らしい年が始まるのだ。
鵜戸神宮と山頭火Ⅰ 平成29年12月 日南市
昭和5年、山頭火は鵜戸神宮を訪れている。いま、境内には句碑が立っている。
鵜しきりに啼いて何を知らせる
鵜戸神宮と山頭火Ⅱ 平成29年12月 日南市
~社殿は岩窟内にある 大海の波浪がその岩壁へ押し寄せて砕ける 境地としては申分ない
古代の面影がどことなく漂うているように感じる~ (山頭火「行乞記」)
今町一里塚 平成29年12月 都城市
今町、国道269号沿いの一里塚。絵に描いたような、一里塚らしい姿をしている。
旧薩摩藩は主要街道に一里塚をおいた。そして、かならず榎木を植えたのだという。
マチコ鍋 平成29年12月 都城市(旧山田町)
“しゃぶしゃぶ”をご馳走になった。豚肉とキャベツを斬新、独創的なタレでいただく。
シッカリ、サッパリと美味くて、いくらでも入ってしまう。
ゆらゆら立ち上る湯気を楽しみながら、ゆったりと焼酎をのむ。
野々美谷城址 平成29年12月 都城市
都城十二外城の一つに数えられた野々美谷城址にあがってみる。
広場の隅にひっそりと佇む諏訪神社が、雄弁に歴史を語りかけてきた。
蕎麦を食べる会 平成29年12月 都城市
石原で十五年続く恒例行事。地域総出で、蕎麦を作って、挽いて、打って、食べる。
食べる会に参加して、美味しいお蕎麦に大満足。調子に乗って少々食べ過ぎた。
橙 平成29年12月 小林市
お邪魔したお宅のお庭に、一本の立派な橙の木があった。
まだ青みの残る橙も、お正月にはすっかり橙色になるのだろう。
鏡餅も相当に立派でなければ、この橙とは釣り合うまい。
生駒高原観光レクリエーションセンター 平成29年12月 小林市
グランドゴルフ大会で訪れた生駒高原の多目的広場。見上げれば夷守岳が聳え、
眼下には小林盆地が広がる。色付いたメタセコイヤ並木も威風堂々たるものだ。
なんてゴージャスなグランドゴルフ大会だろう。
真幸駅 平成29年11月 えびの市
真幸駅の大きなメタセコイヤが、見事な秋の色をみせている。
聞けば、えびの大地震の山津波のあと復旧を記念して植樹されたものだという。
カラス貝の貝汁 平成29年11月 都城市(旧高城町)
四家のまつり。特大鍋での振る舞い汁。熱い貝汁に生き返る思い。
ちなみに、この、ものすごい量のカラス貝は県北産とのことだった。
焼酎「内山」 平成29年11月 小林市(旧須木村)
内山の畑でつくったカラ芋が原料の芋焼酎。その名も「内山」。
内山の秋晴れの青空の下で飲む「内山」はまた格別であった。
左近太郎(サコンタロ) 平成29年11月 小林市(旧須木村)
奈佐木ほぜまつり恒例の「左近太郎」に参加した。男女ペアでのリレー競技だ。
今年こそは一発でキメテやろうと思ったが、結局のところ今年もビリッケツ。
ところで、なぜ「左近太郎」の名がついたのかは未だ不明である。
道の駅なんごう 平成29年11月 日南市(旧南郷町)
災害視察の途中、トイレ休憩にと「道の駅なんごう」に立ち寄った。
久し振りだったが、展望デッキからの眺望はやっぱり超絶!
全国道の駅ランキングで堂々の一位、というのも納得だ。
ぜんざい 平成29年11月 都城市
中郷ふれあい祭。さっそく、一杯100円のゼンザイをいただく。
箸で餅をつまんだと思いきや、サツマイモだった!そしてこれがまた美味い!
名勝「鵜戸」 平成29年11月 日南市
「鵜戸」が国の名勝に指定された。実によろこばしい。
子供の頃、剣道大会や遠足でよく訪れた鵜戸山。日本神話の舞台でもある。
日本中、世界中のみなさんにも訪れてほしいと思う。
新燃岳 平成29年10月 高原町
6年ぶりに新燃岳が噴火した。荒ぶる神にはただただ鎮まれと祈る思いだ。
災害被害を最小で抑えようと、行政やJAの対応は素早く見事だ。
カツオ一本釣りナイト 平成29年10月 日南市(旧南郷町)
東京駅前でPRイベント「カツオ一本釣りナイト」が開催された。
竿で一尾一尾釣り上げるカツオ一本釣りこそは、もっとも資源管理に相応しい。
この素晴らしい伝統漁法を、なんとしても日本農業遺産に登録したいものだ。
KITTO小林 平成29年8月 小林市
JR吉都線の小林駅舎が、新しい小林市地域・観光交流センターに生まれ変わった。
二階は木の香りも清々しい、広くて、明るい多目的ホール・会議室になっている。
ここが活用されればされるほど、小林は元気になる!
美々鯵 平成29年8月 日南市(旧南郷町)
目井津の定置網で、春から夏にかけてとれる「美々鯵(びびあじ)」が美味い。
ホテル丸万の松尾さんが工夫して揚げた鯵フライを、タルタルソースで食べた。
「このフライ、美味い!ネーミングは?」と聞くと、それはこれから決めるそうだ。
日南市戦没者追悼式 平成29年8月 日南市
2601柱の戦没者追悼式に参列し、追悼の言葉を捧げた。
今からは想像もできないような悲惨な時代が、つい数十年前に現実にあった。
これを過去の話、昔の出来事だと片付けることはできない。
政治に誤りがあってはならない。己を戒めながら、心静かに決意を新たにする。
東九州道決起大会 平成29年8月 串間市
日南・串間・志布志の行政と民間が協力して、東九州道の建設促進大会が開催された。
今年の開催地は串間。文化会館に1000名が集まって気勢をあげた。
地域の悲願を叶える努力は、粘り強く、これからも続く。
大薗三世代ふれあい祭り 平成29年7月 都城市
ドシャ降りだった昨年と違って、今年の大薗の六月燈は気持ちよいお天気にめぐまれた。
でも、今年はもう永井さんがいらっしゃらない。みなさんと偲びながら焼酎を飲んだ。
兼喜神社夏祭り 平成29年7月 都城市
都城島津氏第10代時久の子・相久の霊を祀る兼喜神社。暑い夏の夕暮れどき、
第29代久友様ご夫妻、ご長男久豊様ご参列のもと、厳かに祭礼がおこなわれた。
およそ六百年にわたる都城島津氏の歴史。その厚みを肌で実感する。
穂満坊あげ馬祭り 平成29年7月 都城市(旧高城町)
武門の神「建御名方命」を祀る諏訪神社の、四年に一度のあげ馬祭。
尚武の気風を尊んだ島津氏らしいお祭りだ。夕立も止んで堂々たる武者行列。
由緒ある祭りだけあって、地域の皆さんの並々ならぬ思い入れを感じる。
牛越祭り 平成29年7月 えびの市
牛を曳いて杉丸太を飛び越えさせる牛越祭り。菅原神社に古くから伝わる伝統行事だ。
ひさしぶりに神社境内でとことん焼酎を飲んだ。祭の後も、ご近所を廻って飲んだ。
西川北の牛越祭りは、心やさしい皆さんとの愉快で楽しい祭りだ。
レイクサイド公園 平成29年7月 日南市(旧北郷町)
北郷から都城へと山越えで帰る途中、広渡ダムの看板がふと目にとまった。
誘われるように「レイクサイド公園」に降りると、そこには緑の山々に囲まれたプールが!
何十年も往来しながら、いままで気づかなかったとは!不覚だ。
オクラ 平成29年7月 日南市(旧北郷町)
「朝とったやつよ…」と、農家の日高さんが山ほどのオクラをくださった。
「ありがとございまあす!」と遠慮なく戴く。明日の朝、刻んでご飯にかけて食べよう。
水分(みくまり)神社の六月燈 平成29年7月 都城市
ポツリポツリと降るうちは、水分神社なのだから雨はつきもの…と余裕があったが、
ザーザー、ジャバジャバになって雷が鳴りだすと、もういけない。残念ながら中止だ。
でも、テントで雨宿りしながらかじったトマト。白熱球の灯り。いい思い出になるだろう。
北きりしま田舎物語 平成29年7月 小林市
北きりしま田舎物語推進協議会の役員のみなさんとの意見交換会。
ご苦労が多い中でも、みなさん明るい夢に満ちている。そして何よりも楽しそうだ。
松ケ水流の夏祈念 平成29年7月 都城市(旧高崎町)
松ケ水流の夏祈念行事。清掃活動のあとのお疲れさん会にちょっとお邪魔した。
皆さん、あたたかい方ばかりだ。冷たいビールも焼酎も美味くてしかたない。
お豆腐屋さんの厚揚げは絶品で感動した。今度買いに行こうと思う。
セリ市と肉うどん 平成29年7月 都城市
子牛の値段が気になってセリ市に出かけた。お昼には、仮設食堂の肉うどんを食べる。
落選時代、セリ市でいつも食べた肉うどん。ずーっと変わらず、今日も美味い。
諏訪神社 平成29年7月 三股町
寺柱の六月灯。始まる前に諏訪神社の神事。ああ、ここにも諏訪系の神社がある…。
豊かな土地なだけに、その昔にも、それなりの政治情勢があったのに違いない。
遠くに眼をやれば、霧島連山が夕日に輝いている。昔の人も同じ霧島を眺めたのだろう。
ミニトマト 平成29年7月 都城市(旧高崎町)
加藤さん宅にブラリお邪魔したら、おとうさん手作りのミニトマトを出して頂いた。
うん、甘くて美味い。遠慮なく袋一つ頂いて帰る。明日の朝ごはんのサラダにしよう。
須木の夏 平成29年7月 小林市(旧須木村)
梅雨が明けて刺すような日差し。須木の山々の緑は深く、空は青い。
皆さんのあたたかさに触れると、いつも胸が熱くなる。私の政治活動の原点だから。
県南広域観光協議会 平成29年7月 日南市
6市4町+県+国土交通省で構成される広域協議会の、平成29年度の定期総会があった。
油津に寄港するクルーズ船のお客さんを呼び込もうと設立されてから二年。
関係者の地道な努力で、相当な実績があがってきた。広域連携で夢がひろがる好事例だ。
鹿革の工房 平成29年7月 えびの市
えびの市鹿協議会が、駆除鹿を活用した鹿革製品の製造販売事業を行っている。
私もずっと、ここのキーホルダーや小銭入れを愛用しているのだが、
今日、はじめて工房にお邪魔してみた。新たにEBINOの名刺入れを購入して大満足。
酒谷の蛍 平成29年7月 日南市
日南からの酒谷越えの帰り道。星空を見ようと車をとめると、道路わきに蛍の光。
目をこらしてみれば、あそこにも、こちらにも。なんだか嬉しくなった。
モミジの里 平成29年7月 三股町
まちおこしグループ「きずな」の家族連れレクリエーションに参加した。
宮村の田圃の畦道や小川を散策したあと、モミジの里でバーべQ。
すごく身近なところに、こんなにも素晴らしい遊び場がたくさんある!
子育て支援センター 平成29年7月 日南市
油津商店街。複合ビルの中に、子育て支援センターがオープンして一月半がたつ。
木育をコンセプトにした施設づくりが評判になって、市外からの利用者も多いという。
木製玩具の取り揃えも日本一だそうで、徹底してこだわっているところが良いと思った。
国道220号通行止め 平成29年6月 日南市
豪雨によるがけ崩れで通行止めとなった国道220号(大浦地区)。
24時間体制×8日間の復旧作業のお陰で、ようやく片側通行はできるようになった。
地区住民にとっての迂回路として、市道の改良がどうしても必要だ。
三島通庸 平成29年6月 三股町
「小倉邸」にお邪魔したら、がんばっど!山王原の皆さんと明治の三島通庸の話になったので、
家に帰って、「小説三島通庸」(都城庄内出身の前田光政さんの著作)を読み直してみた。
それにしても、薩摩人の豪胆さというのは凄いもんだ。
大島畠田遺跡歴史公園 平成29年6月 都城市
平安前期の大豪族の居住地跡、大島畠田遺跡が公園として整備された。
当時、この場所が、都城盆地の政治経済の拠点だったのだろう。
未来は過去の延長上にあるという。郷土の歴史を思いつつ、郷土の未来を夢みたい。
水流迫の夕日 平成29年5月 小林市
田植えの時期がきた。水のはられた田圃をみるたびに美しいと思う。
夕方になって、皆さんで焼酎を飲んだ。田圃を渡ってくる風が心地よい。
真っ赤な、大きな太陽が沈んでいく。なんと美しい光景だろうか。
南方神社 平成29年5月 都城市(旧山之口町)
「諏訪どん」とも呼ばれる南方神社。呼び名の通り、諏訪大社の「建御名方命」を祀る。
盆地には諏訪系の神社がいくつかあるが、かつての政治権力関係の名残なのだろうか。
歴史の奥深さに思いをいたしながら参拝する。
伊集院忠眞の供養塔 平成29年5月 小林市(旧野尻町)
1599年、都城の乱で島津軍と対峙した伊集院忠眞。1602年になって、この地で暗殺された。
国道沿いに、非業の死を遂げた忠眞主従の供養塔が静かにたたずむ。
政治の厳しい現実を思って、しばし瞑目する。
山之口賑わい創出民間協議会(Ⅱ) 平成29年5月 都城市(旧山之口町)
スマートIC供用開始で活気づく山之口。次なる目標は陸上競技場だ。
協議会の第二回定時総会は、皆さんの自信と期待感にあふれている。
都城マリンクラブ 平成29年5月 宮崎市
都城マリンクラブ所有のイーグル号で青島沖に出た。大海原に青い空。潮風と太陽。
ご先祖から頂いた、身体のなかのDNAが刺激されて、ふつふつと力が湧いてくる。
蕎麦を食する会 平成29年5月 都城市(旧山田町)
安藤さんの手打ち蕎麦を食する会。猪肉も美味い。そして今日は焼酎も。
忙しい田植えの合間の、皆さんとの楽しいひととき。
高城運動公園 平成29年5月 都城市(旧高城町)
高城運動公園グランドでのソフトボール大会に、ちょっとだけ参加させてもらった。
Jリーグチームがキャンプに訪れるだけあって、このグランドの芝は素晴らしい。
お天気は良いし、芝は素晴らしいし、ヒットも打てたし、言うことなし。
上町レクリエーション大会 平成29年5月 串間市
今日は、上町のレクリエーション大会。皆さん、グランドゴルフなどで楽しそうだ。
会場になっている川原は、子供の頃の遊び場だった。暗くなるまで、よく遊んだものだ。
近所のオジちゃんオバちゃん、みんな年をとった。けれど川風の匂いはあの頃のままだ。
空手道大会 平成29年5月 都城市
空手道の選手権大会。いつも楽しみなのは、開会式で披露される演武だ。
若き選手たちの気合いが素晴らしくて、こちらまで背筋が伸びる思いがする。
今日も一日、清々しい気持ちで過ごせそうだ。感動した!
吉松邸 平成29年5月 串間市
重要文化財・旧吉松邸。かつての財力が偲ばれる堂々たる日本建築。郷土の大事な財産だ。
今日はここの大広間をお借りして、まちおこしグループの皆さん達と意見交換会をした。
邸の風情も手伝ってか、議論も大いに弾む。この時間そのものが“まちおこし”だと思った。
えびの駐屯地36周年 平成29年5月 えびの市
清々しい青空のもとで、陸上自衛隊えびの駐屯地・創立36周年の記念行事があった。
昨日は市中パレード、今日は観閲式。自衛官の雄姿を目の当たりにして、自然と背筋が伸びた。
黄砂 平成29年4月 都城市
霧島山が霞んで見える。今年も、大陸から黄砂が飛来する季節になったのだ。
ああ、PM2.5も混じっているんだと思うと気が重くなる。
財部大将 平成29年4月 都城市
財部彪は、都城出身の海軍軍人。日清・日露をはじめ、ロンドン海軍軍縮会議でも活躍した。
財部大将は、軍人としてのみならず、郷土発展のためにも様々な貢献をされた方だ。
生家跡に立って、郷土発展のために尽力された先輩方に思いを馳せた。
高木用水路 平成29年4月 都城市
大正期、鹿児島県境あたりで取水して、高木原まで農業用水を引いた。
途中でサイフォン方式を施すなど、なかなかの難工事だったようだ。
今では廃止されて緑道となっているが、インフラを整備した先人の努力が偲ばれる。
小野湖 平成29年4月 小林市(旧須木村)
ウォーターフロント計画の視察で小野湖へ行った。湖面におりてボートに乗るのは初めてだ。
こんな身近なところに、これほどの可能性を秘めた資源があったのかと驚いた。
片地さんら職員の意気込みもスゴイ。数年先が楽しみだ。
浜の瀬ダム通水 平成29年4月 小林市(旧須木村)
深い山を入って行くとダムが威容を現す。それにしても人間のすることは大したものだ。
ダム完成により約4200haの農地が潤い、最大約1300kw/日の水力発電が可能になった。
二十年以上にわたる、すべての関係者のご努力に心から敬意を表する。
今町鉄道記念公園 平成29年4月 都城市
30年前に廃線となった志布志線の今町駅は、今では公園に生まれ変わっている。
蒸気機関車も置かれ、ちょっとしたイベント会場のよう。ホームはミニステージだ。
満開の桜はきっと見事だっただろう。ここは絶好のお花見スポットだ。
三之宮峡 平成29年4月 小林市
久しぶりに三之宮峡を歩いた。甌穴の渓谷に沿って1㎞ほどの散歩道がある。
かつては木材を運ぶトロッコ道だったところで、岩をくり抜いたトンネルがいくつもある。
新緑のむせかえるような息吹に包まれて、たっぷりとパワーをもらってきた。
五色百人一首 平成29年1月 都城市
百首の短歌を五つに分けて二十首で勝敗を競うかるた大会。1ゲーム3~5分でできる。
県南大会に、県北や隣県からも100人を超える小学生が集まって熱戦を繰り広げた。
五七五七七の韻律に親しみながらゲームを楽しむ子供たち。指導員もたいへん熱心だ。
ふるさと育成協議会 平成29年1月 都城市
貧困のせいで進学・就職できない子供を応援しようと「ふるさと育成協議会」が発足した。
一人でも多くの子供に夢をもって逞しく生きていって欲しい、と有志が行動を起こした。
まずは、定時制高校生の学費支援や職場確保から始めるという。素晴らしい義挙だと思う。
酒谷の星空 平成29年1月 日南市
会合が終わって、酒谷越えで都城への帰り道。車を停めて、ライトを消す。
見上げれば、山と山とに挟まれた空から満天の星。今夜はオリオン座がひときわ輝く。
時々、こうして見上げる酒谷の星空。夜の酒谷越えのちょっとした楽しみだ。
山王原の小倉邸 平成29年1月 三股町
明治になって、三島通庸が山王原の町並みを造った。その中核、堂々たる小倉邸。
“がんばっど!山王原(さんのうばい)”の皆さんが、ここを舞台にまちおこしに大活躍。
今日は三股町マラソン大会。小倉邸で温かい炊き出しに腕を振るった皆さんだった。
堀川運河 平成29年1月 日南市
商業施設サピア。一階のカフェテリアから一歩外に出ると、そこはもう堀川運河だ。
一艘のチョロ舟が遊びに誘うように水辺に浮かぶ。そしてご存知、情緒あふれる街並み。
和風のヴェネチアみたいにならないかな…などと妄想が膨らむ。
義弘公のイチョウ 平成29年1月 えびの市
「正一」での昼食会までに時間があったので、義弘公のイチョウまで散策した。
かつて飯野城があった周辺には、今もそこはかとない歴史の残り香が感じられる。
寒風のなか、四百年の出来事を見守ってきた大木をしばし見上げた。
南九州串間武道大会 平成29年1月 串間市
36回目を数える南九州串間武道大会。県外からもたくさんの少年剣士、弓道家が集まった。
試合をすれば必ず一方が勝ち一方は負ける。けれども「勝って驕らず、負けて腐らず」だ。
一試合一試合を大切にして、稽古に励んでほしい。
漁協初せり 平成29年1月 串間市
恒例の串間漁協初せり市。まだ薄暗いなかで鏡割り、続いて熱いあら汁が振る舞われた。
今年は、このあと8時33分に、内之浦からのロケット打ち上げが予定されている。
ちょうどここからよく見えるとあって、みんなワクワクしている。
木材初せり 平成29年1月 都城市
原木市場の初せり。あいにくの雨だったけれども、元気よく一年の取引が始まる。
国際市場も、国内市場も、これからも大きな動きが出て来るだろう。
川上から川下までサイクル全体が、持続的発展できるように。微力を尽くそうと思う。
串間神社 平成29年1月 串間市
子供の頃、大晦日の「ゆく年くる年」が始まると、さっそく初詣に出かけたものだ。
行くのは決まって串間神社。ご祭神は山幸彦。わが郷土は神話の舞台なのだ。
今年は久し振りに串間神社へ初詣。茅の輪をくぐりながら家族の息災を祈った。
ねったぼ 平成28年12月 都城市
久保さんのお母さん、ツルエさんが“ねったぼ”を作ってくれた。
餅とサツマイモを練り合わせた郷土の味だ。
もちろん、甘くて、柔らかくて、懐かしい味である。
霧島連山 平成28年12月 都城市(旧山田町)
霧島連山は、角度によって観える姿がまるで異なる。
県道45号是位川内を上ると、和牛農家の萬寿さん宅あたりで霧島山が突然、威容を現す。
例にもれず萬寿さんも、「ここからの霧島が最高やっど…」と自慢気に胸をはる。
ナベヅル 平成28年12月 都城市
年の瀬の都城。刈った田んぼに一羽のナベヅル。
ああ珍しい。どうしたのだろう。しかもたった一羽で、連れもなく。
今年はツルの世界にも、何か異変があったのだろうか。
筍 平成28年12月 えびの市
えびので永田さんから筍を戴いた。
本格的な冬は未だこれからなのに。今年は気候が違うのか。
我が家の奥方がさっそく炊いてくれて、一足お先に春を戴く。
歌舞伎橋 平成28年12月 都城市
国の大規模改修の予算がついて、歌舞伎橋の工事が慌ただしく続いている。
萩原川から眺めると、橋の向こうにちょうどお城が見えて、なかなかの絵柄だ。
都城の活気をそのまま表現しているかのようである。
薩摩迫 平成28年12月 都城市(旧山田町)
この狭い谷間から都城島津氏の歴史が始まったのだ。
今もなお団結を誇示するように、この迫に密集する古江の家並み。
冬の夕暮れ時。しばし目を閉じて往時に思いを馳せた。
ホゴ釣り 平成28年12月 串間市
志布志湾に注ぐ福島川の河口でホゴ(カサゴ)を釣った。幼馴染の古屋君の手解きで。
雲ひとつなく、風もない、しかも干潮という最高のコンディション。
言葉少なにお互いのことを語り合って、ゆったりとした時間が過ぎた。
ホゴ釣り(そのⅡ) 平成28年12月 都城市
一番大きな奴を刺身にしたあと、頭と骨は潮汁。
五尾は唐揚げ。三尾はアクアパッツァ。
完璧なホゴ釣りの一日だった。
特A米 平成28年12月 えびの市
今年は、全国食味ランキングでえびののお米が“特A米”と認定された。
以前から美味しいことで有名なので、当然のことだと受けとめられがちだが、
高牟礼先生からご苦労談をお聞きすると、あらためて頭の下がる思いがした。
志和地古墳 平成28年12月 都城市
いつもは車で通り過ぎるばかりだが、今日はふと立ち寄ってみる気になった。
大淀川を見下ろす台地の端に点在する古墳群。
千数百年前も、こうして赤い夕日に照らされていたに違いない。
イルミネーションのまち 平成28年12月 小林市(旧野尻町)
野尻のまちを貫く国道。夕暮れ時になると、たちまちイルミネーションのトンネルに変わる。
住宅も商店もそして公園までもが、軒並みLED光で着飾るのだ。
遠来のお客さんたちの弾んだ声。それを聞く地元の皆さんの笑顔。
白鳥温泉 平成28年12月 えびの市
スケジュールの合間を縫って白鳥温泉まで上がった。
明治7年、下野した西郷隆盛は、鹿児島へ帰国する前に三月ほどここに逗留している。
失意の西郷。えびの盆地を一望しながら何を考えたことだろう。
的野正八幡宮 平成28年12月 都城市(旧山之口町)
「弥五郎どん祭」で有名な的野正八幡宮。
かつて朝廷に滅ぼされた隼人族の首長を「弥五郎どん」として鎮魂しているとされる。
千数百年の昔、我々のふるさとを襲った大事件に想いを馳せた。
フォトアルバム 平成28年12月 小林市
夷守岳の麓にあるショップ。熱い珈琲を飲みながら何気なくフォトアルバムを手に取った。
そこには霧島の四季を捉えた二十枚ほどの写真。美しい!「このアルバムは?」と尋ねると、
「お名前知らないけど、たまにみえるお客さんがそっと置いて帰った写真を綴じたんですよ…」。
島津義弘公 平成28年12月 えびの市
木崎原古戦場跡に、力強い筆勢の歌碑が建てられている。
有名な関ヶ原“敵中突破”の際の、島津義弘の言葉だという。
雷に撃たれたような衝撃。体中に力が漲る想いがする。
綾南川 平成28年12月 小林市(旧須木市)
綾南川の深い渓谷沿いに、照葉樹林を突っ切って、須木から宮崎へと走った。
くねくねとカーブの続く県道26号は離合も難しく、改良が必要な道路だ。
けれども、白く輝く照葉樹や鮮やかな紅葉、澄んだ空気と透き通る水には、心が洗われる。
ふるさとの森 平成28年10月 串間市
十年前に、ふるさと会(大田幸宏会長)で植林をして「ふるさとの森」と名付けた。
今日は数年振りの下草刈りだったのに、あいにくの雨だ。
雨合羽を着ての作業だが、みんなの表情は晴れ晴れとして明るい。
トンネル着工 平成28年10月 日南市
国道220号のトンネル(伊比井=富土)の着工式典があった。
“命の道”という言葉の重みを実感する…という女子中学生のスピーチが胸に響く。
狭野神社 平成28年10月 高原町
狭野神社の参道を歩くのが好きだ。大杉の発する気、せせらぎの音。清々しいの一言である。
今日は、家族連れの参拝客がたくさんいらっしゃって境内も賑やかな様子。
ひとり、心静かに参拝を済ませ、次のスケジュールの会場へと急いだ。
中心市街地 平成28年10月 都城市
都城大丸の跡地が新たに生まれ変わる、中心市街地事業。
厳かな安全祈願祭(地鎮祭)に参列して、あらためて気が引き締まる。
官民一体で行う、都城の、都城による、都城のための事業だ。
カツオ一本釣り 平成28年10月 日南市
苦しい状況の続くカツオ、マグロ漁業。今日は漁協で、関係者60名との意見交換会。
カツオ船の阪元さんが重い口を開いた。「一本釣りは昔から資源保護じゃど。俺達は誇りを持っちょる。」
地の訛りで朴訥と話す阪元さんの言葉が、聴く者の胸に突き刺さる。
農政講演会 平成28年10月 都城市
330名が参加しての農政に関する講演会。講師の語る大きな夢に、みなさん真剣に聴き入った。
講演は大好評で、夢と可能性に心が躍ったのは私だけではなさそうだ。
信じる者は強い。農業の潜在力を信じることができれば未来は明るい。
建設促進大会 平成28年10月 串間市
日南・串間・志布志合同協議会の主催による東九州道建設促進大会。今回も約1200名が参加した。
皆さんお忙しいのに毎回、毎回、参加して下さって、いつも本当にご苦労様だ。
事業の必要性をキチンと説明すること。行政と住民が結束すること。この二点を心がけて頑張りたい。
中心杭打ち 平成28年10月 日南市
東九州道(日南区間)の中心杭打ち式があった。いよいよ、工事が始まるのだ。
お祝いにと、日南学園吹奏楽部の演奏と、民謡会の皆さんによるシャンシャン馬道中唄が披露される。
キリッと引き締まった厳粛な式典だけれど、どこか明るくて朗らかだ。日南らしい光景である。
市場増頭推進大会 平成28年9月 都城市
家畜商の組合が主催する焼肉大会。大勢の畜産関係者が参加して大いに盛り上がった。
生産者とのネットワークをもつ家畜商は、人体に例えれば血管や神経みたいなものだろうか。
さすがは日本一の畜産基地。業界の広さと厚みを感じる。
山之口スマートIC開通 平成28年9月 都城市(旧山之口町)
関係者のご尽力のお蔭で、ようやく山之口スマートインターチェンジが開通した。
祝賀会で、十年にわたる粘り強い誘致活動を振り返っての山元会長のお話を聴き、胸が熱くなった。
漁師町の女房 平成28年9月 日南市
「女房たちがヤンヤン励ましち、男ん衆が漁を頑張んなっとよ。それが漁師町やど~」と若松三恵さん。
戦中戦後、“海ん水が塩かれうちは魚がおらんこつはねぇ!”と男たちを励ました女傑もいたそうだ。
そんな先輩たちの気丈さを受け継いでやってきた、という強烈な自負心。若松さんの姿に静かに感動した。
木材青壮年会 平成28年9月 日南市
木青連(高嶺清哲会長)の九州大会が、飫肥杉の本拠地・宮崎県の飫肥で開催された。
日南市における木育の取組みの紹介や、林業遺産認定記念講演(川越耐介氏)など、内容も充実している。
“森の民族・木の文化”ニッポンの復活を心から願ってやまない。
文集「あのとき私は」 平成28年9月 都城市
上安久高齢者クラブの皆さんが書き寄せた、昭和20年8月の終戦の記憶や体験談。
敬老会で配布しようと安藤会長が文集にまとめたものを一部頂いた。
わずか70年ほど前の出来事。映画や小説ではない。息を呑みながら読んだ。
鞍埼灯台 平成28年8月 日南市(旧南郷町)
久しぶりに船で大島に渡った。松尾さんらに案内頂いて、やっとの思いで鞍埼灯台まで上がる。
目の前には大海原のパノラマ、振り返ると遠くの山々までが手に取るように見渡せる。
明治17年初点というから設置はかなり早い。それだけ外浦港が重要だったということだろう。
海の恵み 平成28年8月 日南市(旧南郷町)
目井津漁港は南九州で一、二の水揚げを誇る。春から初夏にかけて脂ののったアジ、夏はカツオ、秋にはイセエビそしてハガツオ、ブリ、サワラと、一年中、海の恵みがとぎれることがない。
この素晴らしさを全国に発信しようと、いま、地元の皆さんが燃えに燃えている。
水分神社 平成28年8月 都城市
畑中さんにご案内頂いて、お宅の近くにある水分(みくまり)神社を訪れた。
美しい田んぼが広がり、用水路が走るなかに、独りたたづむように水分神社が祀られている。
かつて、水をめぐってさまざまな苦難があっただろうことが偲ばれる。
花相撲と雨 平成28年8月 都城市(旧高城町)
石山観音花相撲の由来は、遠く農業用水用の溜池造成にあった。
水神祭りと花相撲奉納はもともと一体なわけで、花相撲が雨に降られるのは言わば当然のこと。
そして今年も、開会式に合わせてパラパラと一雨。まるで水神様が挨拶に来たかのように。
関之尾の女滝 平成28年8月 都城市
名滝百選に数えられる関之尾の滝。そのすぐ下流左岸に人工滝「女滝」が轟々と落ちている。
明治の先人が、岩を掘り抜き水を引き「女滝」で落水させて下の用水路に繋ぐという工夫をした。
約70haの水田を開いた北前用水路の偉業。蝉しぐれと女滝の轟音にしばらく浸った。
宮崎特攻基地慰霊碑 平成28年8月 宮崎市
慰霊碑の御前にて黙祷を捧げる。
遺詠 みんなみの雲染む果てに散らんとも くにの野花とわれは咲きたし
(海軍予科練出身 高崎文雄19才)
都城茶 平成28年8月 都城市
都城は古くから銘茶の産地だ…。お茶はこうして淹れるんだ…と満行さん。
湯を冷ましてから茶葉を入れ、ここが旨味だと一滴一滴を絞るように注ぐ一杯。美味い!
ペットボトルの溢れる時代だけれど、この味わいは決して失いたくないものだ。
トーチカ 平成28年8月 都城市
母智丘の桜並木の脇に、戦時中のトーチカが残っている。
米軍機を機関砲で迎え撃った当時の様子を、柿木さんは今も憶えているという。
戦後になって誰が置いたのか、トーチカの上には田の神様の石像が静かに鎮座している。
雨の六月灯 平成28年8月 都城市
中妻ふれあい夏祭りは、夕立のため早めに切り上げることになった。
テントや備品類を軽トラックで公民館に運びこんで、なんとか片付けも終了。
あがりに、公民館長さんの音頭でビールで乾杯。お疲れさまでした。
事業説明会 平成28年8月 日南市
北郷IC、日南IC、油津ICの建設予定地見学後、市民約250名の参加を得て、事業概要説明会が行われた。
動き出した東九州道整備を目の当りにして、地元の期待感はいよいよ盛り上がる。
吉行の六月灯 平成28年7月 都城市
吉行は61世帯の小さな公民館だが、ここの六月灯は大いに盛り上がる。
次々と手作りの出し物が続くし、とにかく皆さん自身がとても楽しそう。
ついつい私も、アカペラで2曲歌って炭坑節は3回も踊ってしまった。
ドシャ降り六月灯 平成28年7月 都城市
大薗の六月灯は、屋根つき選果場で行われるので、大雨が降ってもビクともしない。
豪快な炭火焼肉で会場は煙もうもう。仮設ステージでは芸達者がプロ並の歌謡ショー。
気持ちよく焼酎を呑むうちに、外のドシャ降りなど忘れてしまった。
延命地蔵の六月灯 平成28年7月 都城市
六百年ほど昔、合戦で討死した北郷義久の弟を延命寺に葬り、地蔵堂を建てたという。
今も残る延命地蔵尊。ここで行われる南鷹尾の六月灯は「延命地蔵尊夏祭り」でもある。
ゆるキャラ「ぼんちくん」も応援に駆けつけてくれたのに、今年は生憎の雨だ。
萩の会 平成28年7月 えびの市
後援会女性部の皆さんとの昼食会で、会の名称には花の名前が良いねという話になった。
ふと頭に浮かんだのは萩。俳人・山頭火がえびので萩を句にしたことを思い出したのだ。
「身に触れて 萩のこぼるゝよ」「このいたゞきに来て 萩の花ざかり」(昭和5年9月)
そういえば、えびのではもう赤紫の萩の花が咲き始めている。
六月灯の季節 平成28年7月 都城市
この季節になると、毎日のように、市内のどこかで夏祭りが行われ、花火が上がる。
旧薩摩藩の領内各地に伝わる「六月灯」という風習だ。にぎやかで楽しい夏の風物詩である。
今日も21か所で開催予定だとか。私の場合、今夜は2会場にお邪魔したところで時間切れとなった。
電車前広場 平成28年7月 串間市
まちづくり若者グループが、広島市電から古い車両を譲って頂いて、串間駅前に設置した。
この電車前の広場は、市民が自由に使えることになっていて、
ジャズコンサート、果樹の試食会、ボランティア会議…と皆が楽しく利用している。
今日は、商工会議所青年部のビアガーデン。雨もあがって美味い一杯。
クルーズ船 平成28年7月 日南市
大型クルーズ船が、頻繁に油津港に寄港するようになった。
今日は、みなと花火大会に合わせて「飛鳥Ⅱ」が入港、埠頭のイベント会場も賑わっている。
このまま、お天気がもってくれたら…と祈るばかりだ。
鵜戸神宮 平成28年7月 日南市
大雨のせいで、やっぱり今年も鵜戸神宮への道路が崩落した。
初代神武天皇の父君ウガヤフキアエズノミコトをお祀りする、尊い鵜戸神宮。
毎年100万人の観光客をお招きする観光拠点でもある。抜本対策は待ったなしだ。
「百尺竿頭」 平成28年7月 都城市
“百尺の竿の頂まで登りつめた。さて、それからどうする?”という禅の公案である。
日本一の出荷量を誇る焼酎「霧島」の霧島酒造が創立百年を迎えるにあたり、
江夏社長が掲げたのが「百尺竿頭」。さらに前に進まんとの強い意思が伝わって来た。
国道448号 平成28年6月 串間市
大海原の絶景を誇る国道448号だが、地質がもろく大小の崩落が絶えない。
このたび、大納地区住民の十年越しの要望活動が実って、トンネル掘削が決まった。
悲願かなって喜ぶ皆さんの笑顔を見ていて、深く静かに感動した。
東九州自動車道 平成28年6月 日南市
悲願の東九州自動車道。未整備区間の一部事業化が決まって、いよいよ前に動き始めた。
このタイミングを逃すまいと、本日、日南市・串間市・志布志市合同の協議会が発足した。
明るい緊張感がみなぎる設立総会。官民一体で頑張ろう!と気勢があがる。
都城志布志道路 平成28年5月 都城市
郷土の悲願である都城志布志道路。整備促進大会に1800名もの人々が集まった。
全線開通すれば、内陸都市の都城は志布志港という外港を持つことになる。
ところで、われらの祖先は古くから琉球や中国と交易をしてきた。
そして、海を経てアジアとつながる南九州の地の利は、昔も今も変わらない。
ならば、都城志布志道路は南九州アジア道路である。都城志布志道路で夢が広がる。
出の山池 平成28年5月 小林市
霧島連山から湧き出ずる水をたたえる出の山池。古くからの名勝地で、池の畔には料理屋がならぶ。
山々がスリ鉢状に池を囲み、あたかもここだけは別空間のようだ。
新緑にまぎれて山桜が一本、散り残っているのが面白い。湧き水で淹れてもらった珈琲もまた、美味い。
霧島岑神社 平成28年5月 小林市
霧島連山、夷守岳の麓に鎮座する霧島岑神社。御祭神は天孫ニニギ。
まだ文字のなかった古代に創建された日本最古の神社といわれる。
表参道から境内へと進めば、ただならぬ荘厳さに身が引き締まる。
参拝のあと、熱心な氏子さん達と一時間ほどのお茶会。清々しい気分になった。
須木城址 平成28年5月 小林市(旧須木村)
須木の町並みを見下ろす山が、かつて丸ごと須木城であった。
石垣の残る城址公園で、今日は高齢者クラブのグランドゴルフ大会。
優秀者は県大会への出場権を手にするとあって、皆さん力が入っている様子。
県内各地で、高齢者クラブの猛者たちが腕を競い合っているだろう。
しかし、山城のテッペンでプレーできるなんて須木だけに違いない。
大鷺巣さつき敬老会 平成28年5月 三股町
敬老会といえば秋が多いと思うが、このあたりではもっぱら春に行われる。
保育園児のお遊戯、小学生のダンス、日本舞踊…と出し物が続く。
大先輩方に喜んでもらおうと、地区をあげての楽しい一日だ。
子牛せり市 平成28年5月 都城市
朝。白いゴム長靴を履いて、活気あふれる家畜市場を練り歩く。
日本一の黒毛和牛の産地で、今日から子牛のせり市が始まるのだ。
このところ高値続きのせり市には期待感と緊張感がみなぎっている。
手塩にかけた子牛に最後のブラシをかけながら開場を待つ農家の皆さん。
そんな皆さんに、元気いっぱい声をかけながら歩く。
農家民泊 平成28年4月 小林市(旧野尻町)
ブルーベリーの観光農園を営む西山さん。修学旅行生を対象に、農家民泊にも熱心だ。
都会の子には二間続きの日本間は珍しいらしく、「広~い!と大はしゃぎだよ」と西山さん。
ところが、いっぱいだった5月の予約は熊本地震で全てキャンセルに。早期再開を祈るばかりだ。
高崎新田駅 平成28年4月 都城市(旧高崎町)
高崎新田駅前の「磯万」でお昼。親方に無理を言ってアジフライ定食を注文する。美味い。
ところで今「磯万」のある場所は、以前は宿屋で、漂泊詩人・種田山頭火も宿泊したという。
山頭火の日記「行乞記」(昭和五年九月二十一日)にそれを見つけた。
「此宿は満員だといふのを無理に泊めて貰つた、よかつた、おばあさんの心づくしがうれしい」。
駅舎横には山頭火の句碑。「霧島は霧にかくれて赤とんぼ」
寺柱 平成28年4月 三股町
いつもは青空の下で行われる春祈念だが、生憎のお天気で今年は公民館での開催となった。
お年寄りから子供達まで、賑やかで楽しそうな姿に、寺柱地区のまとまりの良さが感じられる。
ところで昔、寺柱には番所があって薩摩藩と飫肥藩の往来を監視していた。
現在その街道は残ってないのだが、もう一度、道路を整備して寺柱と牛之峠を繋ぎたいものだ。
そうすれば都城盆地は、宮崎港と志布志港に加え、油津港までを外港に持つことになるだろう。
慶良間躑躅(ケラマツツジ) 平成28年4月 三股町
小雨降る中、小牧さん宅にひょっこりお邪魔してお茶をご馳走になった。
お庭には百年以上にはなるだろう大きな慶良間躑躅があって、見事に赤い花を咲かせている。
花も葉もふつうの躑躅より一回り大きく、とにかく豪華で、存在感も際立っている。
見惚れていると、奥さんがお茶請けにと茹で玉子の糠漬けを出してくれた。
初めて味わう糠漬け玉子。これは赤ワインに合いそうだ。花より玉子か。
山之口賑わい創出民間協議会 平成28年4月 都城市(旧山之口町)
まもなく、高速道路に山之口スマート・インターチェンジが設置供用される。
山之口は今まで以上に、都城市と宮崎市、都城盆地と宮崎平野をつなぐ結節機能を持つだろう。
このチャンスを活かそうと地元の皆さんが協議会をつくり活動を始めてから一年がたった。
「誰かの指示じゃなく、何処かのマネじゃなく、自分達で知恵を出し、自分達で汗をかこう…」
第一回総会での山本会長の言葉が、ズシンと腹に響いた。
黒尾神社 平成28年4月 都城市
神柱神社は、明治になるまで梅北の益貫に鎮座していた。現在、黒尾神社が祀られている場所だ。
全国を歩いた勤皇家・高山彦九郎は、寛政四年、薩摩の帰りに神柱神社を参拝したと日記にあるから、
きっと、この黒尾神社のこのあたりでこうして柏手を打ったのに違いない。
薩摩公を説得できなかった失意の彦九郎、何を想いながら参拝したことだろう。
泉川酌みても尽きぬ杯のわかれてもまたあはむとぞおもふ 正之
赤池渓谷 平成28年3月 串間市
串間から都城へ抜ける山越えのみちすがら、ふと思い立って赤池渓谷へ降りてみた。
大矢取川の流れが甌穴を刻み、深い渓谷に突如としてコンサートホールのような空間を造っている。
消化器官に見立てると、細い食道から広い胃袋に出たと思いきや再び十二指腸へ入る、という感じ。
吊り橋を渡り、渓谷の真ん中に降り立つと、そこはまるで異次元空間。
滝が轟々と唸りシダ類が密生する、まさにパワースポットであった。
港の駅 平成28年3月 日南市(旧南郷町)
目井津の「港の駅」は大盛況で、遠来のお客さんであふれている。
カツオ船の出入りする漁港で味わう海の幸は、臨場感があってまた格別なのだ。
目井津は古くから遣唐使船も寄港するほどの港で、島津氏と伊東氏も激しい争奪戦を繰り広げた。
港を見下ろして聳える岩山の頂には、かつて目井城があって、海と陸とに睨みをきかせたという。
新しく完成した「展望台」に立ち、潮風に吹かれながら、しばし往時に想いを馳せた。
阿波堰 平成28年3月 鹿児島県湧水町(~えびの市)
新しい阿波堰が、固定式から可動式に生まれ変わって完成した。
平成17年の大豪雨で、えびの市をはじめ川内川の全流域はひどい災害にみまわれたが、
以来、多額の予算と十年の工期そして河川・治水技術の粋を集めての大改修事業が続けられ、
この度、その最終章として可動堰の完成をみたのだ。
たゆまない治水の営みに頭が下がる。関係者のご努力に深く敬意を表したい。
硫黄山 平成28年2月 えびの市
内山さん宅でお茶を飲んでいると、防災アナウンスが集落中に響きわたった。
朝から硫黄山の火山性微動が活発化している、というのだ。
庭先から見上げれば目の前に霧島連山、すぐそこが硫黄山だという。
けれども、「子供のころかい慣れちょっ…」と内山さんは動じる風もなく笑っている。
祖先からずっと火山とともに日本人は生きてきた。そのことを、あらためて思った。
都井岬 平成28年2月 串間市
「廃れた観光地 再生に向けて始動」。ふるさとのニュースが飛び込んできた。
太平洋にヌッと突き出た都井岬は、私の生まれ育った串間の誇る景勝地だ。
目を閉じれば、群青の大海原、丸い水平線に白い雲…。あの大パノラマがすぐにも瞼に浮かぶ。
ふるさとの原風景を想って心が躍った。
日向の国都井の岬の青潮に入りゆく端にひとり海見る(若山牧水)
弓道場開き 平成28年1月 串間市
市営弓道場の新装オープンかねての道場開きに、大勢の弓道家が集まった。
全国大会も連戦連勝で活躍している地元中学・高校の弓道部員も勢揃いだ。
串間は弓道が盛んな土地柄だが、弓矢との関わりは古く、なんと上古代にまでさかのぼる。
二千年前、鉄を産する「天の金山」に近い大矢取で軍矢を量産していたと考えられるのだ。
日本で唯一の玉壁を出土した串間。上古代において、南九州の最大勢力があったに違いない。
金御岳 平成28年元旦 都城市
初日の出に手を合わせた。山なみに目をやれば金御岳も神々しく輝いている。
「天の金山」とも呼ばれる金御岳は、古くから鉄鉱を産する修験道の山であった。
古事記に、三種の神器である八咫鏡は「天の金山」の鉄(くろがね)で造られたとあるから、
われらがふるさとは日本発祥の物語の舞台なのに相違ない。新しい年の弥栄を祈る。
祓川神楽 平成27年12月 高原町
天孫降臨伝説、高千穂峰のふもとの霧島東神社(霧島山東御在所両所権現社)。
祓川集落の氏子のみなさんが奉納する神楽は、少なくとも400年以上続いているという。
冷気のなか夜通し舞われる神楽は幽玄で神秘的。場を圧する空気が満ち満ちている。
集落のそれぞれのお宅が、手打ち蕎麦で客をもてなしてくれる。今年の蕎麦(と焼酎)も格別だった。
ほぜまつり 平成27年11月 小林市(旧須木村)
地区のみなさん総出で運動会やカラオケ大会など楽しい一日を過ごす「ほぜまつり(豊穣祭)」。
なかでも奈佐木や内山のほぜまつりには、二十年前からあたたかく迎え入れて頂いている。
昼間の行事が終わり夜になっても、家々を廻って歩いて、あがりこんでは焼酎を酌み交わす。
ベロベロに酔っぱらうけれども、ご馳走になった煮しめやおにぎりの味は忘れない。
大牟田菅原神社まつり 平成27年11月 都城市(旧高崎町)
社殿は新しくなったが神社の歴史は古い。少なくとも300年前には大宰府から勧請されているむらの総鎮守だ。
例年は夏に行われるお祭が、今年は悪天候で秋に延びた。
青壮年の皆さんは会場誘導に立ち回り、役員の皆さんも来客のおもてなしに大忙しだ。
出し物のトップバッターは保育園児たちの可愛いダンス。地域総出のお祭り風景である。
赤ちゃん豊年土俵入り 平成27年11月 三股町
御年神社の名物行事「赤ちゃん豊年土俵入り」は、明け方の雨のために中止になってしまった。
この日を楽しみに遠くから訪れた家族連れのお客さんも中止と聞いて残念そうな表情。
大歳(スサノオの息子)を祀る御年神社の歴史は古く、南北朝動乱のころの創建といわれる。
荘園の支配権をめぐる激しい争いが背景にあったらしい。往時に思いをはせながら、晴れ渡った青空を見上げた。
大太鼓踊り 平成27年8月 えびの市
美味しいことで有名な西長江浦のお米は、霧島連山からの湧水の恵みでもある。
水源近くに鎮座する南方神社(大国主命と水神を祭る)には、毎年8月に大太鼓踊りが奉納される。
島津義弘公が戦勝記念として大太鼓と鉦を寄進してから、今日までなんと四百数十年も続いている。
お祭りには必ず雨が降るとの言い伝えがあるが、「大太鼓踊りが始まると必ずやむ」と地元の人は言う。
たしかに今年のお祭りでも、ぱらぱら降る雨がやんで、にわかに蝉が鳴き出した。
杉木立の木洩れ日のなか、踊り手の若衆が一斉に打つ柏手が鎮守の森に響き渡る。
石山花相撲 平成27年8月 都城市(旧高城町)
百数十年前、溜池の堤の竣工を祝って、踊りを奉納したのが始まりだという。
堤を踏み固めるための踊りが、やがて奉納相撲となって今日の姿になったらしい。
可愛い子供相撲と、迫力の青年相撲。そして、横綱土俵入りや弓取りの作法には独特のものがある。
行司の立ち回りや口上も堂に入ったもので、伝統の厚みを感じずにはいられない。
所作のひとつ一つに興味をそそられる。先人たちの祈りが伝わってくるようだ。